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会長挨拶

第6回 日本臨床薬理学会 関東・甲信越地方会 

会長 藤田 朋恵 

(獨協医科大学医学部 薬理学講座) 

藤田 朋恵-薬理学 (5).jpg

日本では現在、新型コロナウイルスのオミクロン株により感染者数は増大し、重症者や亡くなる方も増えております。皆様の生活に大きく影響していることと存じます。対策に当たられている関係者の皆様には深く敬意を表します。 

このたび、第6回 日本臨床薬理学会 関東・甲信越地方会の開催を獨協医科大学医学部薬理学講座が担当いたします。現在、鋭意準備を進めております。 

昨年6月、昭和大学において第5回 日本臨床薬理学会 関東甲信越地方会が完全Web開催されました(大会長:内田直樹先生)。今回は現地で開催したいと思っておりましたが、オミクロン株感染の拡大を考慮し、完全Web開催にいたしました。皆様とフェイス トゥ フェイスで交流できないことや、皆様に世界遺産の日光や、宇都宮の餃子を楽しんでいただけないことはとても残念です。 

本地方会のテーマは、「患者さんの望む創薬と薬物治療を目指そう!」 にいたしました。患者さんが望み、喜べるような創薬と薬物治療に結びつく研究をするために、基礎、臨床、医学、薬学など様々な分野の人たちと学びあえる会にしたいと思います。午前の部では、「血中薬物濃度に基づく創薬・薬物治療研究(仮)」(教育講演)と「創薬・薬物治療研究ってどのように始めたらいいんですか?」(シンポジウム)というテーマを予定しております。臨床薬理の初学者も学べると思います。午後の部では、「ポスター掲示またはショート口演」(一般演題)の後、「最良の薬物治療を目指して~創薬から育薬まで~」(シンポジウム)と「疾患モデルを用いた免疫疾患領域の創薬研究(仮)」(教育講演)というテーマを予定しております。臨床薬理がカバーする領域を広く学べると思います。 

皆様、どうかご参加くださいますようお願い申し上げます。

末筆ではございますが、皆様の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 

謹白 

 

2022年2月 吉日 

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